◎撮影者 プロフィール
  • 佐藤文彦(獣医師): 出勤前の早朝専門?アマチュア写真家です。
  • 愛猫・愛犬と風景写真を中心に撮っています。
  • 普通の動物病院のHPは健康や病気の情報なんかを載せるのが一般的だと思いますが、そんなのは他の動物病院でいくらでもやっていますのでそちらをご覧ください。
  • ただし、自身がアトピー性皮膚炎、アレルギー性喘息、潰瘍性大腸炎にり患した経験から、スキンケアと慢性腸症に関しては人一倍興味があります。
  • HPをみて美しい北海道の四季を感じられるような、そしてちょっとした息抜きになっていただけたらば、と思っています。





8月29日




  • シャンプーはその汚れを落とすという目的のために界面活性剤が含まれています。
    界面活性剤には様々な種類があります。
    汚れをしっかり落とすことと、皮膚に対する刺激が少ないことを両立させることはなかなか難しいわけです。
  • 人用のシャンプーでは、どういった種類の界面活性剤が含まれているか表記されています、ワンちゃん用のシャンプーでは表記されていないことのほうがほとんどです。
  • それは表記しなくてもよいとされるからです。
  • 特にアトピー性皮膚胃炎など、皮膚バリアが破綻し、長期的なスキンケアが必要なワンちゃんにとっては、普段使用するシャンプーができるだけ、低刺激のもを選択したほうがいいでしょう。
  • ちなみに、界面活性剤が記載していないシャンプーはおそらくは、汚れを落とすために強いタイプの界面活性剤を使っていると思います。安いですから。
  • 全成分表記されている動物用シャンプーは極めて少ないのが実情です。




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8月27日




  • 先日(8/20)、人では皮膚バリアの低下がまず存在し、そこからアトピー性皮膚炎さらには食物アレルギーの発症に至る最新の知見を紹介しました。

  • おそらくはワンちゃんにおいても同様の発症機序は存在すると思います。
  • 日々の診療において、アレルギー検査を実施して、食物アレルギーのみに検査結果が陽性と出て、環境アレルゲンに対する反応がない(検査結果陰性)症例がたくさんいます。
  • そういったワンちゃんに対して、これまでは食事管理をしっかりすることをまずお話しして、検査結果にあった療法食をお勧めしてきました。
  • しかし、検査結果に一致した食事のみをご家族の協力のもと一生懸命に実施していても一向にかゆみが軽減されないワンちゃんはたくさんいます
  • そういった症例を目の前にして、今までは「高額な検査を実施しても結局こうなるんだよなぁ」と半ばあきらめに近い感情でかゆみ止めを処方してきていました

  • しかし、新しい知見・情報からは導き出される治療は、たとえ食物アレルギーのみ検査結果が陽性であったワンちゃんであったとしても、スキンケアなくしてかゆみの管理および皮膚症状の改善は得られない、ということです。
  • スキンケアはすべてのかゆみに悩むワンちゃんに必須の治療なのです。

  • さらに、食物アレルギー検査において、抗体検査の項目で鶏肉と魚肉が共通抗原を持っていることが発表されました。それがどういった意味なのかは、また日を改めて説明します。






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8月26日




ナナカマドの実がきれいに色づき始めました。

俗説では、「燃えにくく7度カマドにいれても燃えない」とされているようです。
ただし実際には大変よく燃えやすく、燃やして燃え残ることは決してないそうです。
どうして燃えにくいとされたのでしょうかね?


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8月24日



ペット用入浴グッツ 調査file no1

【バスタブ】

人の風呂に直接入れるのはちょっと・・・、もしくは小型犬でお湯をそんなに必要ない場合で活用。
折畳式はコンパクトにたためるの一見便利です。
しかし、ペットが端に乗っかりしたとたん、ペチャンコになりお湯がドバァーっとなりかねません。
せいぜいチワワやトイプーちゃん、ヨーキーちゃんあたりがよいでしょう。
基本、しっかりした作りが良いものがいいと思います。
amazonや楽天あたりで検索すればいいだけ出てきます
気に入った色形でしっかりしたものを選ぶとよいでしょう。
ここでポイントとなるのは、バスタブの底に滑り止めマットを引くこと!
ホームセンターでも売っていると思います(当院でも使用)。
どんなものでもよいですが、後々の乾かすことを考えると穴が開いているtypeがいいでしょう。



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8月23日



本州ではまだまだ蒸し暑く、大変な日々が続くと思いますが北海道は秋の気配が日に日に強まっています。
冬季には、人もワンちゃんも乾燥肌の皮膚トラブルが多くなります。
ワンちゃんの乾燥肌に対するケアについて今回は書きたいと思います。



  • ワンちゃんの皮膚表面は毛根から分泌される(1)皮脂(2)汗(アポクリン腺)が混ざり合った(a)皮脂膜が表面を覆っています。
  • 皮脂膜を構成する皮脂それ自体は、皮膚の保湿作用以外にも抗菌作用や遺物の侵入を防ぐ働きもあります。
  • 乾燥肌になっている状況では、この皮脂の分泌が低下しています。
  • 皮脂の分泌低下は(1)アトピー性皮膚炎(2)気温・湿度の低下(3)栄養バランスの偏り、(4)不適切なスキンケアが主な原因となっています。
  • 乾燥肌になっていると、皮膚を細菌感染から守る皮脂が足りない状況になるために二次的な細菌感染を起こしやすくなります。
  • このため、乾燥し皮膚が赤くなってプツプツとあればついついそちらの心配をしてしまいがちですが、おおもとの乾燥肌に対するケアができていないケースが多いと思います。
  • このような状況のワンちゃんに必要なことは徹底した保湿ケアになります。
  • 具体的な方法
    • (1)入浴
      • シャンプーは皮脂を洗い落としてしまう効果があるため、かえって悪化させます。本当に必要な状況であればシャンプー剤を持ちますが、可能であれば入浴のみで管理が可能かを試しましょう。
      • 入浴にはワンちゃん用にバスタブを利用するといいかもしれません。
      • 湯温はおおよそ35-38度のぬるま湯にしてください。42度を越えると皮膚表面がアルカリ性に傾き、細菌が増えやすい環境になってしまいます。
      • 入浴時間は10-15分を目標にしてみてください。10-15分程度入浴することで皮膚温度がジンワリとあがり、血行が改善し皮脂や汗の分泌が促されます。
      • もし、手に入れられれば入浴剤の使用をお勧めします。
      • ワンちゃん用の炭酸泉やバスソルト、保湿浴がよいでしょう。
      • おススメは『炭酸泉EX foe dogs』になります。炭酸以外にも保湿剤が含まれており、他メーカーの炭酸効果のみのものよりも機能的になりますが、ワンちゃんの体質にもよるのでそれぞれ試されるのもよいかもしれません。
      • それぞれ、楽天やamazonで購入可能なので検索してみてください。
    • 入浴後の保湿
      • 入浴後は角質層に隙間ができ、外用薬が浸透しやすい状況になります。私たちもお風呂上がりのスキンケアが大事なのと同じです。
      • おススメは入浴後に保湿系のダブル使用です。まず、お風呂上りに体全体に保湿入浴剤(N's drive スキンバリア 、 AFLOAT DOG VETモイスチャライズフォーム)をかけます。
      • 次に、ダームワンを背中に垂らして完了です。
      • 人で汎用されるヒルロイド(ヘパリン類縁物質)も血行促進作用があり、お勧めできますが製薬会社によっては皮膚刺激性があるので注意です(特にジェネリック)。
      • ヒルロイド製品は最近になって、泡タイプ製剤がでましたので、ローションやクリームタイプよりも格段に塗布する際の皮膚への刺激が少なくなりました。ただし、動物病院での取り扱いはほぼないので、皮膚科で(こっそり)、もらってくるほかありません。
    • 日常のケア
      • 乾燥から守るために、洋服を着せたり、スキンシップの一環として皮膚をゆっくりとマッサージしてあげることもポイントです。



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8月21日



愛犬・愛猫の皮膚トラブルについて
非常にためになるサイトを紹介させてください。
instagram ID:
pet_skin

「獣医皮膚科専門医が教える犬のスキンケアパーフェクトガイド」
に準拠した情報を飼い主様に分かりやすいように発信されています。
本当に役立つ情報が満載です。





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8月20日



最近、皮膚スキンケアの専門書を購入し一読。
世の中は犬にもサンクリーン(日焼け止め)を提案する時代なんですね。

  • スキンケアの重要性について
  • 2016年東京で開催された日本アレルギー学術大会において『新生児への保湿剤の塗布により、アトピー性皮膚炎の発症を、保湿をしない子供たちに比べて明らかに抑えられた』ことが発表されました。
  • この発表では、「アトピー性皮膚炎および食物アレルギーは皮膚バリアの機能不全が関与している」ということが注目すべき内容になっています。
  • 特に自分が注目した点は、食物アレルギーさえも皮膚バリアが関与しているということです。
  • 研究が進む人医療においては、アトピー性皮膚炎が食物アレルゲンの感作(該当食物をアレルギー物質と認識してしまうこと)や食物アレルギーの発症に先立つことが明らかになっています。
  • 新生児では、皮膚バリアが低下しているほど、卵アレルギーのリスクが高いことが報告されています。
  • これまで私自身は、アトピー性皮膚炎と食物アレルギーを別々のものと考えていました。
  • しかし、実はそれらは密接に関係し、両者の発症には皮膚バリア機能が重要な役割を示しているわけです。
  • 今後の皮膚治療のありかたに大きな変革をもたらすものではないでしょうか(本年度には都内でスキンケア「保湿」のみをテーマにした獣医学術大会が開かれます)?

  • 人に知見をそのまま獣医医療にイコールできるわけではありませんが、たとえばアトピー性皮膚炎およびアレルギー性皮膚炎の発症リスクが高い犬種(シーズー、柴犬、ゴールデン、フレンチブル etc.)において、子犬のころから保湿を中心としたスキンケアを実施することで将来的な皮膚アレルギー疾患の発症予防が可能かもしれませんね。




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8月19日



永らく更新できない状態でしたが、本日やっと復旧しました。
この2,3ヵ月間も、地道に写真活動は続けていました。
院内の待合スペースには定期的には写真展示を更新しています。
駄作ではありますが見ていただいて感想を言っていただければ幸いです。



厳選写真館「carpe diem」を全面改定し、一枚一枚を現像し手直し作業しています。



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